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ThinkPad x61 sxga+パネルのLED化 [コンピュータ]

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sxga+パネルに換装した際に、パネルのバックライトを冷陰極管から、LEDへ換装しました。パネルを譲って頂いた方が、sxga+パネルのバックライトを冷陰極管からLEDへ換装している改造を紹介されてました。

とても魅力を感じたため、やるならパネル換装と同時に行うのがベストと判断してチャレンジしました。

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譲っていただいたLEDキットは、LEDパネルと、LED用のインバータサブボードになります。
これは、x61標準の液晶インバータに取り付けて改造するもの。そのため、インバータを元に戻す事ができないので、この点注意が必要です。

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さて、sxga+パネルの樹脂部切り落としの際に、並行して冷陰極管の取り外しを行います。

取り外すといっても、簡単にはいきません!
sxga+パネルの下部に、アルミ製の「コ」の字の枠の中に冷陰極管が収まっているのですが、このアルミ製の枠が樹脂のパネルにがっしりはまっている上に、強力な両面テープで固定されているのです。

なので、樹脂枠を広げながら、かなり強引に引っぺがすことになります。

そのため、液晶のガラス板を割る可能性が非常に高く、またパネル内にホコリなどの異物が入り込む可能性もあります。とはいえ、強気かつ慎重に作業するしかありません。
ですので、冷陰極管を折らずに取り外すのは、あきらめたほうが良いと思います。どのみち、取り外しの際にアルミ枠がかなり歪みますし、実質元に戻すのは難しいです。(私には無理です)

むしろ冷陰極管を折って取り外した方が、肝心の液晶パネルを割る恐れが減ります。

この時点で、もう後には引けなくなりました・・・

冷陰極管とアルミ枠を外した後の溝に、LEDパネルをはめ込み、カプトンテープで固定します。

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更に、もう1つの高いハードルが、液晶インバータの改造です。

冷陰極管用の不要な部品を取り除いた後に、LED用インバータサブボードを載せます。
つまり、元には戻せない、という事です。

更に、サブボードとベースの液晶インバータと4箇所リード線を半田付けする必要があるのですが、その内の2箇所は場所が近い上、微細なチップ抵抗へ半田づけする必要があります。

もうね、これが何度心が折れそうになったことか!

私は、カプトンテープでチップ抵抗の周りを細かくマスキングして、拡大鏡を使いながら半田付けしました。

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全て正常に接続できると、LEDが点灯します!
もう、点灯した瞬間の達成感といったら、半端なかったですよ(笑)

ちなみに一箇所でも正常に半田付けされていないと点灯しません。サブボード上に2つ、通電確認用のLEDがあるので、双方がきちんと点灯しているかどうか、要確認です。

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さて、LEDキットですが、パネルの導光材との相性との事で、写真のような紋がでます。
また、冷陰極管と比較して、色味も変わりますので、この辺りを気にされる方は、控えたほうが良いかもしれないです。

その代わり、非常に明るい輝度を得ることが可能です。私は、とても満足してます。

とはいえ、とにかく非常にハードルが高い改造であることは間違いないです。
間違いないのですが、面白改造でやりがいがあるのも間違いないですよ(笑)

2012/02追記>

LEDキットを新型に変更しました。




タグ:X61 ThinkPad LED
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