ThinkPad X61でSSDを換装(その3) [コンピュータ]
SSD換装したThinkPad X61について追記です。
本サイトは、参考情報として公開してますが、実際に試される際は自己責任でお願いいたします。当方は、一切責任を取れませんので、ご了承ください。
ThinkPad X61ですが、チップセットの仕様としては、SATA2(3Gbps)対応なのに、本体のBIOSで制約をかけており、SATA1(1.5Gbps)相当の速度しか出ないようです。
理由としては、ウルトラベース等、既存の周辺機器との連携に支障が出ないようにするため等々の説がありますが、いまいちはっきりしていないようです。
購入したIntel SSD 320は、SATA2対応のSSDなんですが、実際に「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」で見てみると、1.5Gbpsとして接続されています。
まあ、この事はIntel SSD 320購入時点で分かっていたので、了承済みだったんです。ところが、SSD換装作業をしながら、ネットを調べてみると、非公式のBIOSを適用する事でこの制限を解除できるという事が判明!
こちらの方のサイト情報を参考にしてみました。
ThinkPad X61のSATAコントローラをSATA-II 3.0G bps化してみました
最初は、ダウンロードしたRARファイルを解凍してできたISOファイルをからCDを作成し、そのCDで起動してBIOS更新しなければいけないと思ってました。
ただ、その場合ウルトラベースのCDドライブを使用しないと上手くいかないので面倒です。ウルトラベースは持ってないですし(苦笑)
#起動CDがPATA接続のCDドライブを前提として起動してくるんですよね
ただ、良く調べると、32bit OSを使用している場合は、RARファイルを解凍した中のEXEファイルをOS上から実行すればいいみたいな事が判明。
BIOS update\32-bit\WINUPTP.EXEを実行して、数分待つとBIOS更新が完了するので、再起動します。
再起動後、「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」で見てみると、3Gbpsとして接続されている事が分かります。
では、SSD換装後のパフォーマンスの推移をまとめます。
○換装直後
○「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」導入後
○BIOS更新後
残念ながら、BIOS更新前の状態でガシガシ使っていないので、更新後との体感的な差は分からないですが、X61でSATA2仕様のSSDを使用するのであれば、検討する価値があるかと思います。HDDの場合は、リスクを犯してSATA2化しても、体感差は無いと思います。
Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 120GB ResellerBOX SSDSA2CW120G3K5
- 出版社/メーカー: インテル
- メディア: エレクトロニクス
Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 120GB バルクパッケージ SSDSA2CW120G310
- 出版社/メーカー: インテル
- メディア: エレクトロニクス
Intel SSD 120GB SATA 2.5inch MLC w/Cable Retail K SSDSA2MH120G2K5
- 出版社/メーカー: インテル
- メディア: エレクトロニクス
masakunさん>
nice! ありがとうございます!
by MIG (2011-12-11 16:27)