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本格水冷PCへの道⑤ GPUの水冷化へ [水冷PC]

続いて、グラフィックボード(GPU)の水冷化に着手しました。

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KRAKENによる水冷化では、GPUの電源周りは空冷ファンを併用したものでしたが、EK製で発売されている水冷ボードは、GPU/電源双方とも水冷で冷却します。

CPU側を本格水冷化したので、GPUも統合し、1つの水冷システム化にしたくなりました。

そんな時、丁度GIGABYTEから、1080 tiの水冷対応ボードが発売されたため、こちらを使用してみました。

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ボード上のクーラントの流れは、このようになってます。

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水冷ボードの為、冷却ファンもヒートシンクも無く、ほぼ1スロット幅のスリムな形状です。
しかし、見た目に反して、重量は空冷ボード以上にあるんじゃないかと思うくらい重いです。

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GPUコア付近は中が見えるようにされてます。
CPU同様、細かなフィンが切られていて、冷却効率を高めています。

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裏面はこちらとなります。GPUコアの裏面からの排熱を高める目的で、銅製のヒートシンクが付いています。ボードに対して水平方向の空気の流れを作り、このヒートシンクに当てることで冷却を向上させる、との事。

隣のAORUSエンブレムは、ボード全体と合わせて光ります。

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面白いのは、PCケース内部側にもHDMIコネクタを有している事です。
こちらは、昨今のVRの流行に合わせて、ケース前面にHDMIポートに配線させるためのものです。

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既設の配管の間にこちらのボードを入れました。

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このように、本格水冷は配管の長さも自由に変えられるので、構成環境の変化にスムーズに合わせることができるのも魅力です。

また、フィッティングにクイックリリースを使用しているので、クーラントを抜かずに配管し直せるのもポイントです。

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ラジエータはそのままで、GPUの発熱も処理できるかが心配でしたが、問題なかったです。
GPUからの発熱の方が大きいのですが、CPUの発熱が大した事がないため、このラジエターサイズでも処理できています。

ラジエターをPCケース外に設置しているので、ケース内設置よりも排熱処理が有利なこともあるかと思います。

FFXIV紅蓮のリベレーターでの実績では、CPU温度が50~60度、GPU温度が40~50度くらいの推移で収まってます。

CPUのみの冷却では、水温は35度もいかないですが、GPU冷却が加わると、一気に42度台まで上がります。やはり、GPUの排熱の方が大きいのが分かります。

しかし、空冷ではGPU温度は80度位まで上がるケースが多いので、GPU冷却はKRAKENの様な簡易水冷でも50度位までに抑えらえるので、GPU水冷化は非常に有効であるというのが個人的な感想ですね。





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