本格水冷PCへの道④ 本格水冷にハマる [水冷PC]
CPU冷却に納得がいかず、CPUの本格水冷化に着手しました。
水枕については、電源周りもまとめて冷却できる、EK製のモノブロックタイプを選択。
「EK Water Blocks EK-FB ASUS Z270E Strix RGB Monoblock - Nickel」
結構重量があり、CPUにグリスを塗布した後にマザーボードにセットする際の位置調整に気を使います。
モノブロックは、まずCPUを冷却し、その後電源周りへ冷却水を回し、外へ出る流れになります。
CPU部分へのフィン加工は、CPU水枕単体のものを踏襲したものとなってます。
裏面はこんな感じになってます。
CPUとはグリス、電源周りは熱伝導シールで熱を伝えます。
そのため、マザーボードに標準で付けられている電源用ヒートシンクは取り外しが必要です。
熱伝導シールは、厚みが二種類あるので、こちらも注意が必要です。
間違えるとモノブロックに傾きが発生し、CPUに密着しなくなるため、冷却性能が著しく落ちます。
マザーボードに取り付けした状態がこちら。
ポンプもEK製でファンコネクタに接続可能なタイプを選択しました。
「EK-XRES 100 SPC-60 MX PWM (incl. pump)」
EK製ポンプは、12/14センチのファンに合わせて取り付けられるアダプタが用意されています。
「EK-UNI Pump Bracket (120mm Fan)」
このように、12cmファンのネジに重ねて固定します。
先ほどのポンプを仮載せしてみました。
なんか、ロケットパンチを搭載したドローンみたいですね。飛びそうです。
こちらが用意したラジエーターです。120センチファンを2つ並べる事ができるサイズ。
「XSPC EX240 Dual Fan Radiator」
この時点では、ビデオカードの冷却にKRAKENを使用していて、ラジエターをPCケース内
に収める事ができないため、ケース外に設置する事にしました。
外付け用のパーツとして、こちらの製品を使いました。
「KOOLANCE BKT-HX001(Radiator Mounting Bracket)」
このパーツは、伸縮してPCケースから距離を調整できます。
もし、ケーブリングの際に邪魔になる場合でも、一旦伸ばしてケーブルを挿し、その後縮めるという事で回避できるケースもあるかと。
もう1点便利なのは、ケースと固定する部分とプラケット固定部部が分かれていて、着脱が簡単になっている事ですね。
その分、パーツ厚が増えてるのがデメリットかも知れません。
ラジエータの外付けした状態がこちらです。
冷却水は、希釈タイプクーラントを使いました。
「XSPC ECX Ultra Concentrate Coolant UV Blue」
希釈には、薬局などで簡単に手に入る精製水を使用します。
ここで、注水前にチューブをつなげて、PCケース内に仮収めしてみます。
ポンプ、CPUブロック、ラジエータの間には、クイックリリースタイプのフィッティングを使い、メンテナンス製を高めてみました。
これを使用すると、クーラントを抜かなくても、このようにラジエータ部分だけを外す事なども簡単にできます。
PCケースもスロット横の隙間を利用して、チューブの取り回しが可能だったのも良かったです。
穴を拡大してあげれば、クイックリリースのような太目のフィッティングも通せます。
さて、ここまでやっても、OC時(5.0GHz)のCPU温度が80度超となります。
ここで、いわゆる「外れCPU」なのでは、という疑いを持ちました。
さすがにどうかと思い悩みましたが、7700Kをもう1つ購入し、同様に殻割りをして比べてみました。結果、2つ目のCPUは、OC時(5.0GHz)でも80度をやや下回る温度で推移するようになりました。※OC設定は同一です
そうなると、1つ目の7700Kは明らかにOC時の発生温度が高めの個体だったことが分かりました。
2つ目も。格段に当たりCPUという訳ではないですが、7700KのOC事例で紹介されている発熱に近い結果が出ています。
以前、カメラレンズでも当たり外れを経験しているのですが、今回CPUで体験したので、やはり個体差というのはあるのだな、と実感できました。
もちろん、1つ目のCPUも定格で使用する分には普通に使えるので、故障ではないです。
水枕については、電源周りもまとめて冷却できる、EK製のモノブロックタイプを選択。
「EK Water Blocks EK-FB ASUS Z270E Strix RGB Monoblock - Nickel」
結構重量があり、CPUにグリスを塗布した後にマザーボードにセットする際の位置調整に気を使います。
モノブロックは、まずCPUを冷却し、その後電源周りへ冷却水を回し、外へ出る流れになります。
CPU部分へのフィン加工は、CPU水枕単体のものを踏襲したものとなってます。
裏面はこんな感じになってます。
CPUとはグリス、電源周りは熱伝導シールで熱を伝えます。
そのため、マザーボードに標準で付けられている電源用ヒートシンクは取り外しが必要です。
熱伝導シールは、厚みが二種類あるので、こちらも注意が必要です。
間違えるとモノブロックに傾きが発生し、CPUに密着しなくなるため、冷却性能が著しく落ちます。
マザーボードに取り付けした状態がこちら。
ポンプもEK製でファンコネクタに接続可能なタイプを選択しました。
「EK-XRES 100 SPC-60 MX PWM (incl. pump)」
EK製ポンプは、12/14センチのファンに合わせて取り付けられるアダプタが用意されています。
「EK-UNI Pump Bracket (120mm Fan)」
このように、12cmファンのネジに重ねて固定します。
先ほどのポンプを仮載せしてみました。
なんか、ロケットパンチを搭載したドローンみたいですね。飛びそうです。
こちらが用意したラジエーターです。120センチファンを2つ並べる事ができるサイズ。
「XSPC EX240 Dual Fan Radiator」
この時点では、ビデオカードの冷却にKRAKENを使用していて、ラジエターをPCケース内
に収める事ができないため、ケース外に設置する事にしました。
外付け用のパーツとして、こちらの製品を使いました。
「KOOLANCE BKT-HX001(Radiator Mounting Bracket)」
このパーツは、伸縮してPCケースから距離を調整できます。
もし、ケーブリングの際に邪魔になる場合でも、一旦伸ばしてケーブルを挿し、その後縮めるという事で回避できるケースもあるかと。
もう1点便利なのは、ケースと固定する部分とプラケット固定部部が分かれていて、着脱が簡単になっている事ですね。
その分、パーツ厚が増えてるのがデメリットかも知れません。
ラジエータの外付けした状態がこちらです。
冷却水は、希釈タイプクーラントを使いました。
「XSPC ECX Ultra Concentrate Coolant UV Blue」
希釈には、薬局などで簡単に手に入る精製水を使用します。
ここで、注水前にチューブをつなげて、PCケース内に仮収めしてみます。
ポンプ、CPUブロック、ラジエータの間には、クイックリリースタイプのフィッティングを使い、メンテナンス製を高めてみました。
これを使用すると、クーラントを抜かなくても、このようにラジエータ部分だけを外す事なども簡単にできます。
PCケースもスロット横の隙間を利用して、チューブの取り回しが可能だったのも良かったです。
穴を拡大してあげれば、クイックリリースのような太目のフィッティングも通せます。
さて、ここまでやっても、OC時(5.0GHz)のCPU温度が80度超となります。
ここで、いわゆる「外れCPU」なのでは、という疑いを持ちました。
さすがにどうかと思い悩みましたが、7700Kをもう1つ購入し、同様に殻割りをして比べてみました。結果、2つ目のCPUは、OC時(5.0GHz)でも80度をやや下回る温度で推移するようになりました。※OC設定は同一です
そうなると、1つ目の7700Kは明らかにOC時の発生温度が高めの個体だったことが分かりました。
2つ目も。格段に当たりCPUという訳ではないですが、7700KのOC事例で紹介されている発熱に近い結果が出ています。
以前、カメラレンズでも当たり外れを経験しているのですが、今回CPUで体験したので、やはり個体差というのはあるのだな、と実感できました。
もちろん、1つ目のCPUも定格で使用する分には普通に使えるので、故障ではないです。
ek-fb Asus z270e Strix RGB Monoblock – ニッケルPlexi
- 出版社/メーカー: EK
- メディア: Personal Computers
ek-xres 100 DDC 3.2 PWM Elite (ポンプ)本
- 出版社/メーカー: EKWB d.o.o
- メディア: Personal Computers
Koolance BKT-HX001 ラジエターマウントブラケット
- 出版社/メーカー: Koolance
- メディア: Personal Computers
XSPC ex240ラジエーターwith Push / Pullスクリューセット、120 mm x 2、デュアルファン、ブラック
- 出版社/メーカー: XSPC
- メディア: Personal Computers
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