Core i7 2820QM と ターボブースト [VAIO]
VAIO F 3Dに搭載されているCore i7 2820QMとターボブーストの動作についての所感です。
これまで使用していたVAIO F (VPCF11AGJ)にも、同じ4コアのCore i7が搭載されていました。また、今回買い替えしたVAIO F 3D (VPCF21AGJ)は、第二世代のCore iの4コアとなりますが、その比較について。
VPCF11AGJでは、Core i7 820QMというCPUを選択してました。
このCPUは、ターボブースト時で最大2.93GHzで動作します。ただ、実際使用していると、2.00~2.40GHz位で推移しながら動作している、というのが実感です。
このターボブースト時の動作ですが、コア別の動作では下記の通りとなるようです。
定格:1.73GHz
TB時:4コア2.00GHz、2コア2.80GHz、1コア2.93GHz
私の使い方では、1コアで最大動作する事は無く、だいたい2~4コア動作しているようです。そのため、2コア時の最大2.80GHzの動作すら実感する事が少なかったようです。
対して、VPCF21AGJでは、Core i7 2820QMのCPUを選択しました。この2820QMのコア別動作は下記との事。
定格:2.30GHz
TB時:4コア3.10GHz、2コア3.30GHz、1コア3.40GHz
820QMのまさに直系の後継CPUとも言えますが、2820QMだと定格の状態で、820QMの実用のTB時の状態に匹敵する動作をする事になりますね。
さて、実際の動作ですが、TBが動作する際には、3.00~3.10GHzで動作します。つまり、ほぼ4コアの最大動作をしている事になります。
また、TBの動作自体にも差があります。
820QMの場合、先ほど書いた通り2.00~2.40GHz位でだらだらと動作し続け、最大で動作するのはまれという感じです。
2820QMの場合は、TB動作する場合、一気に3.00~3.10GHzまで上がり、しばらく動作をした後、一気にTB動作が停止するという感じです。つまりメリハリがはっきりした動作です。
また、2820QMは、エコ動作モードの様なモードがあり、CPUがアイドル時には、定格の2.30GHz以下に落とすような動作をします。
820QMと2820QMの大きな違いとしては、4コア時のTB動作周波数に1.10GHzもの差があり、通常の使い方をしていても、それが体感差として出るところですね。
それに加え、2820QMは、TB動作のメリハリのある動作をするので、ちょっと重い処理が走った場合でも、それがユーザ側に負担が感じにくいのがいいですね。
良かったら「nice!」を押してください。中の人間のやる気が出ます!
これまで使用していたVAIO F (VPCF11AGJ)にも、同じ4コアのCore i7が搭載されていました。また、今回買い替えしたVAIO F 3D (VPCF21AGJ)は、第二世代のCore iの4コアとなりますが、その比較について。
VPCF11AGJでは、Core i7 820QMというCPUを選択してました。
このCPUは、ターボブースト時で最大2.93GHzで動作します。ただ、実際使用していると、2.00~2.40GHz位で推移しながら動作している、というのが実感です。
このターボブースト時の動作ですが、コア別の動作では下記の通りとなるようです。
定格:1.73GHz
TB時:4コア2.00GHz、2コア2.80GHz、1コア2.93GHz
私の使い方では、1コアで最大動作する事は無く、だいたい2~4コア動作しているようです。そのため、2コア時の最大2.80GHzの動作すら実感する事が少なかったようです。
対して、VPCF21AGJでは、Core i7 2820QMのCPUを選択しました。この2820QMのコア別動作は下記との事。
定格:2.30GHz
TB時:4コア3.10GHz、2コア3.30GHz、1コア3.40GHz
820QMのまさに直系の後継CPUとも言えますが、2820QMだと定格の状態で、820QMの実用のTB時の状態に匹敵する動作をする事になりますね。
さて、実際の動作ですが、TBが動作する際には、3.00~3.10GHzで動作します。つまり、ほぼ4コアの最大動作をしている事になります。
また、TBの動作自体にも差があります。
820QMの場合、先ほど書いた通り2.00~2.40GHz位でだらだらと動作し続け、最大で動作するのはまれという感じです。
2820QMの場合は、TB動作する場合、一気に3.00~3.10GHzまで上がり、しばらく動作をした後、一気にTB動作が停止するという感じです。つまりメリハリがはっきりした動作です。
また、2820QMは、エコ動作モードの様なモードがあり、CPUがアイドル時には、定格の2.30GHz以下に落とすような動作をします。
820QMと2820QMの大きな違いとしては、4コア時のTB動作周波数に1.10GHzもの差があり、通常の使い方をしていても、それが体感差として出るところですね。
それに加え、2820QMは、TB動作のメリハリのある動作をするので、ちょっと重い処理が走った場合でも、それがユーザ側に負担が感じにくいのがいいですね。
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ソニー(VAIO) VAIO Fシリーズ (Win7HomePremium 64bit/Office2010/3D対応) プレミアムブラック VPCF219FJ/BI
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: Personal Computers
こうさん>
nice!ありがとうございます!
by MIG (2011-10-26 00:24)
自分もCore i7 2820QM持ってるんですけどどうやったらTB仕様に出来るんですか?自動的なのですかね?
後TB使用時どうのようにGhzが分かるんですか?
by ジーク (2012-11-07 07:13)
ジークさん>
コメントありがとうございます!
TurboBoostは、Core i7/i5系のCPUであれば、標準で搭載されている機能です。特に有効にするとか気にする事は無いと思いますよ。
TurboBoostの動作を確認するには、Intelのサイトで公開されている「Intel Turbo Boost Technology Monitor」 をインストールすれば
良くわかると思います。
by MIG (2012-11-08 00:31)
素早い返答有難う御座います。
Intel Turbo Boost Technology Monitorを使用してみたいと思います。
噂で聞いたのですがHyper Threading を切ったほうが少ないプログラムを仕様してる場合効率が良いとやら?
あまり詳しく知らないので、知ってたら教えてもらいたいです。
by ジーク (2012-11-08 06:47)
ジークさん>
動画処理や大量のRAWファイル現像など、負荷の大きい処理を行う場合、そのアプリがHyper Threading対応がどうかでON/OFFを考慮するケースはあるかとは思います。
gただ、Webブラウズや、Office程度の使用状況であれば、Hyper ThreadingのON/OFFでの体感は無いと思いますよ。
by MIG (2012-11-20 23:38)